Medium large scale wooden structure
中大規模木造建築/ATAハイブリッド工法

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鉄骨造から木造への転換

近年、国土に占める森林の有効活用の観点から木材の利用が大きく見直されています。国産材を主体とした国産木材の自給率を50%まで引き上げていく流れが大きく動き始めています。
木材自給率の向上に向け非住宅分野(※住宅以外の建築物)での木材の活用として私たちは、ATAハイブリッド工法のプレカット加工に取り組んでいます。
圧縮に強い木造トラス構造と引っ張りに強い金属のそれぞれの良さを生かした工法としてATAハイブリッド工法は生まれました。
ATAハイブリッド工法では一般流通材を活用して木構造で最大33mまでの無柱空間(※内部に柱を立てない)が実現可能です。

ATAハイブリッド工法施工事例一覧へ

ATAハイブリッド工法による
木造建築のメリット

① 減価償却が短い(節税効果)

単純に鉄骨造と木造を比較した場合には同額で建物を購入した場合に約半分の年数で償却が出来る為、年間に経費として計上できる金額の幅が大きくなるので節税効果が見込めます。
※但し、建物の用途によって償却期間は変わりますので詳しくは税理士の方とご相談の上ご検討ください。

建物の償却期間の一例(一般的な倉庫の場合)

② 無柱空間の確保によりレイアウト変更の可変性が高く、建物の価値も高い。

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一般木造建築では不可能であった無柱空間を金物と一般流通木材を活用して実現しています。圧縮に強い木材の特性と引っ張りに強い金物の特性を合わせることにより中大規模木造の無柱空間が可能なります。柱を立てないことにより木造建築の弱点でもあったレイアウトの可変性が高く、価値ある中大規模の木造建築物が実現できます。

③ 木構造の美しさと安らぎ

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木造建築には視覚的に「暖かさ」や「安らぎ」を与えてくれる優しさがあると古くから考えられています。
人や動物にやさしい空間を視覚的にも与えてくれます。

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基本構造は金物工法

ATAハイブリッド工法はトラス構造以外でも、接合金物が見えない金物工法で建てられ見た目にも美しい仕上がりと強度を共有しています。
※補強金物・トラスは表しです

④ 一般流通木材を利用した割安なコストと基礎工事費用の低減

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一般流通木材で割安なコスト

ATAハイブリッド工法で使用する木材は基本的に一般流通材(※長さ6M以内、梁成:450mm以下)を使用する為、一般的な中大規模木造に使用される特注木材と比較して割安と言えます。又、使用される木材は全て乾燥木材(※基本は集成材)を使用して構造上の強度計算が算定されています。

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基礎工事費用の低減 
※鉄骨造比較の場合

鉄骨造と比較した際には、建物の重量が軽減されるため基礎工事費用が低減できます。
※建物の基礎工事費用は建築工事業者様によって隔たりがあります。

[事例紹介]富士大和製材 
弊社佐賀プレカット工場内
隣接

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建物概要

・ 大型製材工場(杉集成材使用)

・ 施工地:佐賀県

・ スパン:19m

・ 積 雪:30cm

・ 面 積:968m²

・ トラスタイプ:TMタイプ

・ トラス本数:13トラス

弊社製材棟はご自由にご見学いただけます。ご希望の方はご連絡ください。

ATAハイブリッド工法の流れ

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①建物の概要・用途/立地住所/建築予定時期/
防火地域区分などをご連絡ください。

計画中の図面〈平面図・立面図〉・地盤調査資料
がございましたら併せてお送りください。

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②簡易積算を行い概算での
お見積りをさせていただきます。

概算見積もり内容:プレカット加工賃・木材/合板/
金物費用・運賃・構造計算費用等

[正式発注]

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③ 構造計算発注依頼 ATAにて構造図面作成と
構造計算に着手いたします。

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④ 木材・金物等の発注とプレカット加工を行います。

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⑤ プレカット加工材の納材+現場での建て方指導

ATAハイブリッド工法が
不向きな物件

  • ATAハイブリッド工法では構造部材にグリーン材はご使用いただけません

    中大規模の木造建築の場合、木材や金物の強度を算定して構造計算を行います。その為、構造部材に使用する木材は全て強度算定が可能な乾燥した木材(KD材・集成材)を使用します。

  • ATAハイブリッド工法では、壁量を確保できない建築物は不向きです。

    ATAハイブリッド工法は、積雪や地盤強度をもとに「木材の強度」「金物の強度」「壁量のバランス」を計算して構造強度を担保しています。屋根はもちろんですが、壁面の壁量(合板の施工)の確保が重要になる為、壁面に合板を施工できない物件や開口部が以上に大きい物件には適しません。

  • 2階建て以上の建物の1階部分には適用できません。

    ATAハイブリッド工法のトラス構造は、2階建て以上の建築物を想定しておりません。平屋建てにてご検討ください。

ATAハイブリッド工法が
採用された中大規模
建築物

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倉庫・店舗・幼稚園・特別養護老人ホーム・公共建築物等などの中大規模建築物に採用された実績があります。
コスト面や構造上の課題で木造で建てられなかった多くの中大規模建築がATAハイブリッド工法で可能になり多くの物件で採用されています。

工法や技術について
ATA(株) http://ata-truss.jp/

ATAハイブリッド工法トラス種類

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